2010年02月16日

<足利事件>謝罪論告わずか1分 菅家さん表情硬く(毎日新聞)

 17年余りの無実の罪を認める論告はわずか1分で終わった−−。12日、宇都宮地裁で開かれた「足利事件」の再審公判。論告で検察側は冤罪(えんざい)で自由を奪われた菅家利和さん(63)に無罪を求刑した。公判の担当検事は誤りを認めて謝罪したが、菅家さんが最も求めたのは、取り調べた元検事の謝罪。法廷の菅家さんは終始、険しい表情を崩さなかった。【立上修】

 菅家さんは、前夜に降った雪を踏んで宇都宮地裁に入った。午前10時、開廷が告げられると、弁護団席に座り、硬い表情で目を伏せた。検察側が無罪を求刑した論告。再審担当の検察官が「17年余りの長期間にわたり服役を余儀なくさせて、取り返しのつかない事態を招いたことに検察官として誠に申し訳なく思っている」と謝罪した瞬間、菅家さんは天井を見上げた。だが、検察官3人が頭を下げても、小さくうなずいただけだった。

 91年12月1日早朝、突然現れた刑事に任意同行を求められた。あずかり知らぬ罪を着せられ、釈放されるまでの6396日間も自由を奪われた。その罪を解くための論告は、1分足らずで終わった。

 弁護側の最終弁論が始まり、捜査と裁判の「取り返しのつかない」過ちに言及しても、菅家さんは手元を見つめたまま表情を変えなかった。公判の最後に、裁判所に対して冤罪被害者が二度と出ないように事件の真実を明らかにするよう求めて意見陳述した。

【関連ニュース】
足利事件:検察側が無罪論告 菅家さんに謝罪
横浜事件:65年待った「答え」 遺族ら万感 実質無罪
足利事件再審:可視化集会で菅家さんが講演
足利事件:許すことはできない、永久に…菅家さん怒り込め
足利事件再審:元検事「深刻に思う」 菅家さん「謝って」

警察署内発砲 傷害の容疑者、銃奪い 1人重傷 東京(毎日新聞)
気候変動、すべての人の問題=「殿堂入り」マータイさんら訴え−京都(時事通信)
厚労省元部長が証言翻す 郵便不正、民主議員の口利き「なかった」(産経新聞)
<宇高航路>3月廃止 100年の歴史に幕(毎日新聞)
「週刊新潮」の記事問題で楽天の三木谷社長らと新潮社が和解(産経新聞)
posted by ニシジマ サダシ at 03:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。